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ミャンマー産シャンリーのコーヒー豆を自家焙煎!

  • 投稿日:2020.03.12

今回はミャンマー産のシャンリーというコーヒー豆を、ホームロースターRT-1で自家焙煎!
自家焙煎したコーヒー豆の特徴や味をレビューしていきます。

シャンリーはどんなコーヒー豆?

アジア圏での新しいコーヒー豆の生産地として注目されているミャンマーで作られたコーヒー豆です。
「嫌気性発酵」と言われる特殊な生産処理を行われている豆で、ほかのコーヒー豆とは一風違った味わいを楽しめます。
ちょっといつもと違うコーヒーをお探しの方にうってつけですね。

豆の外観は?

コーヒー豆のサイズは小ぶりです。
熱が通りやすいので、大きめのコーヒー豆よりローストは進みやすいでしょう。
また、欠点豆は少なく、ハンドピックしたところ全体の10%未満でした。
サイズも安定しており、品質の高さがうかがえます。

実際にホームロースターRT-1で自家焙煎してみました。

MIDI(中深煎り)はシティローストほどの煎り具合で、ブラックコーヒーにちょうどよさそうです。

DARK(深煎り)は焙煎直後からオイルが滲んでおり、フレンチローストほどの深い煎り具合。

カフェオレやエスプレッソに向いていそうです。

シャンリーの味と感想

焙煎後1日寝かせたシャンリーを試飲してみました。
抽出方法はペーパードリップで、下記の手順・条件で抽出しています。

・条件
お湯…90~95℃のカルキ抜きした水道水を160㏄用意
コーヒー豆…16gを粗挽き
抽出方法…ハリオ式ドリッパーを使ったハンドドリップ

・手順
1)カップにお湯を注ぎ、温める
2)カップのお湯を捨てる
3)ハリオ式ドリッパーにフィルターとコーヒー豆入れ、カップにセット
4)約20㏄のお湯をコーヒー粉全体に掛け、30秒蒸らす
5)「の」の字を書くようにゆっくりお湯を入れて抽出

MIDI(中深煎り)で自家焙煎したシャンリーの味わい

MIDIで焙煎したシャンリーのコーヒーは、飲んだ直後から感じるナッツ系の香ばしい風味が特徴的です。
味は軽い酸味と甘みを感じられ、苦みは抑え気味。
飲んだ後に感じる風味も軽く、全体的にさっぱりとした印象です。
コクや味は控えめですが、明るく飲みやすいコーヒーです。

DARK(深煎り)で自家焙煎したシャンリーの味わい

DARKで焙煎したシャンリーのコーヒーは、MIDIに比べて、苦みがとても強くなり、特徴的だった香ばしさは控えめになります。
飲んだ瞬間の印象は軽めですが、次第に苦みが後を引いてきます。
口直しのお菓子を用意しておくと、より美味しく飲めるでしょう。
酸味はほぼ無く、冷めてくるとほんのりと感じる程度なので、苦みを主体としたコーヒーが好きな方におすすめです。

まとめ

シャンリーのコーヒー豆は小ぶりで欠点豆が少なく、品質の高さがうかがえる豆です。
香ばしさが特徴的で軽い飲み口のコーヒーなので、さっぱり系の味わいが好きな方におすすめ。
MIDIとDARKで焙煎具合や味わいが大きく変わるため、飲み比べてお好みの設定を見つけてみてください。

杉本 直哉

杉本 直哉

コーヒーが好きが高じて喫茶探しや自家焙煎に手を出しているWEBライター。
毎日ハンドドリップでコーヒーを煎れ、おいしさを引き出すため試行錯誤しています。
コーヒーの味の確認や飲み比べでは、
焙煎や抽出条件を合わせて豆ごとの美味しさを感じられるようにしています。