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コーヒーの自宅焙煎は煙が問題?対策とおすすめの焙煎機を紹介

  • 投稿日:2021.03.01
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「コーヒーを自宅で焙煎してみたい」というコーヒー好きの方も多いでしょう。コーヒーの自宅焙煎で、特に注意しなければいけないのが「煙」の問題です。この記事では、コーヒーの自宅焙煎で煙がどの程度問題になるのかを解説します。また、対策方法や煙の出ない焙煎機も紹介しますので参考にしてください。

コーヒーの自宅焙煎では煙が課題

コーヒーの自宅焙煎では、煙が出ることが大きな課題となります。自宅焙煎を始めたは良いけど、煙がすごくて止めてしまうという方も多いです。

特にエスプレッソ用などの深煎り焙煎では、キッチンが充満するほどの煙が出ます。焙煎の煙を吸い過ぎると、気分が悪くなることもあるので要注意です。

アパート・マンションの注意点

持ち家であれば、自分が耐えられる範囲であれば多少の煙は問題にはなりません。ただし、アパート・マンションの場合は、最終的に部屋をお返しする必要があります。

コーヒーの煙はキッチンの壁に、タバコのヤニのように色を移してしまうのです。実際、筆者も昔住んでいた部屋で焙煎をし、壁紙の張り替えが必要になった経験があります。

「臭い」や「チャフ」も問題に

自宅焙煎をする際には、煙だけでなく「臭い」や「チャフ」も問題になります。

コーヒーを焙煎する臭いは独特なので、人によっては不快に感じるかもしれません。また、チャフはコーヒー豆の薄皮ですが、焙煎の際に辺りに散乱します。

▽関連記事:コーヒー自宅焙煎で「におい」の苦情はこない?対策と焙煎機を紹介!

コーヒーを自宅焙煎する際の煙対策

コーヒーの自宅焙煎する際の煙は、対策を取ることで軽減することができます。自宅で焙煎をしたい方は、以下のポイントを参考にしてください。

少量で浅めに焙煎する

コーヒー豆の量を少なくし、浅めに焙煎すれば煙はほとんど出ません。豆の量50gで、中煎り(ミディアムロースト)くらいまでであれば家庭の換気扇でも対応できるでしょう。

アルミダクトを設置する

家庭用の換気扇でも、アルミダクトを設置すれば煙はほとんど気にならなくなります。空気の通り道を狭くすることで、煙を吸い込む力が強まるからです。

設置の仕方は様々ですが、私は以下の方法で換気扇に取り付けました。

1. プラダンにアルミダクトの直径サイズに穴を開ける
2. アルミダクトを穴に差し込み、アルミテープで固定する
3. プラダンで換気扇を覆い養生テープなどで隙間を塞ぐ

少し手間はかかりますが、DIY好きな方であれば簡単に作れるかと思います。お金もそれほどかからないので、一度試してみても良いでしょう。

煙の出ない焙煎機「ホームロースター RT-02」

一番手っ取り早い煙対策は、煙の出ない家庭用焙煎機を買うことです。ライソンの「ホームロースター RT-02」なら、煙を全く気にすることなく焙煎できます。

また、チャフコレクターが搭載されており、チャフがキッチンに飛び散ることもありません。煙や臭い、チャフの心配をせずに焙煎をしたい方には非常におすすめの焙煎機です。

煙の問題を解決して自宅で焙煎しよう

コーヒーの自宅焙煎は、追求しがいがあり楽しいものです。しかし、煙などを気にして焙煎していたら、コーヒーを美味しく焙煎することに集中できません。

自宅で焙煎を始める方は、この記事を参考に煙対策を行ってくださいね。また、本記事で紹介した「ホームロースター RT-02」については、以下から詳細をご覧になれます。

今野直倫

今野直倫

放浪のバリスタ兼WEBライター。
JSFCAコーヒーソムリエ・食品衛生責任者・飲食営業許可取得。

全国各地でカフェを開催。
自家焙煎のコーヒーを焼きたて、挽きたて、淹れたてにこだわって、
お客さんの目の前で一杯一杯ハンドドリップ抽出。

コーヒーの知見を活かしてWEBライターとしても活動中。
自家焙煎やお家カフェの楽しみ方や、役に立つコーヒーの知識をお届けします。