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ブラジル産コーヒー生豆焙煎のコツ!「ハゼない」「焦げる」の対処法とは?

  • 投稿日:2021.03.15
  • 特徴別:
  • 産地別:

コーヒーの自家焙煎を始めるときに、多くの人がブラジル産生豆を使うかもしれません。しかし、「始めから焙煎でつまずいてしまった」という方も多いのではないでしょうか?今回は、ブラジル産コーヒー生豆焙煎のコツを紹介します。「ハゼない」「焦げる」などの悩みがある方は、ぜひ参考にして再チャレンジしてみてください。

ブラジルの焙煎がうまくいかない理由

ブラジル生豆を焙煎したときに、「ハゼない」「焦げる」などの失敗をしてしまった人は多いでしょう。ブラジル生豆の焙煎がうまくいかない理由のほとんどは、以下になります。

ハゼない

ブラジル生豆がハゼない場合、火力が弱すぎることが考えられます。十分に生豆に火が通らないと、ハゼないまま焙煎が進んでしまい煎り止めのタイミングがわからなくなります。

焦げる

反対に火ガス強すぎると、コーヒー豆が焦げる原因となります。ブラジル生豆は乾燥していて火が通りやすいので焦げやすいといえます。注意しましょう。

水抜きがうまくいかない

表面は十分に色付いているにもかかわらず、酸味や渋味が感じられる場合は、水抜きがうまくできていないかもしれません。1ハゼまで、じっくり生豆に火を通すようにしましょう。

ブラジル産コーヒー生豆焙煎のコツ

ブラジル産コーヒー豆は、比較的焙煎のしやすい銘柄です。コツを押さえれば、すぐに上手に焙煎できるようになります。まずは、以下の3つのポイントを確認しましょう。

丁寧にハンドピックする

ブラジル産のコーヒー豆は乾燥している一方で、乾燥ムラが起こりやすいです。生豆の色をよく見て、極端に色の薄い豆や青い豆はハンドピックで外しておくと良いでしょう。

強火にし過ぎない

ブラジル産のコーヒー豆は、比較的平たくて火が通りやすいです。したがって、強火にしすぎると焦げてしまいます。10分程度で1ハゼが来るようにするとちょうど良いでしょう。

焙煎度はハイローストがおすすめ

焙煎度は、ブラジルに特徴的なナッツやチョコレートのような甘みが出るハイローストがおすすめです。火が通りやすいので、やや浅めでも渋味や嫌な酸味が残りにくいでしょう。

手軽に焙煎するならホームロスターRT-02

ブラジル生豆の自家焙煎は比較的簡単なので、練習すればすぐにおいしく焼けるようになるでしょう。ただ、手網などではどうしても焼きムラができてしまいます。

もし、安定しておいしいブラジルコーヒーを飲みたいのであれば、ライソンの「ホームロスターRT-02」がおすすめです。深煎りや中煎りだけでなく、裏コマンドで浅煎り焙煎もできます。

ホームロスターRT-02を実際に使ってみたレビューを書いていますので、合わせてそちらも参考にしてください。
▽関連記事:
【新型】ライソンホームロースターRT- 02を徹底レビュー!浅煎り機能や音・煙はどう?

今野直倫

今野直倫

放浪のバリスタ兼WEBライター。
JSFCAコーヒーソムリエ・食品衛生責任者・飲食営業許可取得。

全国各地でカフェを開催。
自家焙煎のコーヒーを焼きたて、挽きたて、淹れたてにこだわって、
お客さんの目の前で一杯一杯ハンドドリップ抽出。

コーヒーの知見を活かしてWEBライターとしても活動中。
自家焙煎やお家カフェの楽しみ方や、役に立つコーヒーの知識をお届けします。