コーヒー豆は焙煎後何日が飲み頃?
自家焙煎したコーヒー豆は、焙煎から3~4日後が飲み頃です。
焙煎から時間が経つと、コーヒー豆の香りが飛んでしまい、味も劣化していってしまいます。
例えば、コーヒーが酸っぱかったり渋かったりすることがありますが、そのコーヒー豆は焙煎から時間が経っていることが多いです。
だいたいコーヒー豆は14日を過ぎると劣化が始まるので、常温保存する場合は遅くても14日以内に飲みきることをおすすめします。
なぜ焙煎後寝かせた方が美味しいのか
焙煎後のコーヒー豆も美味しいのですが、美味しく淹れるのが難しいです。
焙煎直後のコーヒー豆はガスを多く含んでいるので、コーヒーを淹れるときに粉と粉の間に隙間が出来てしまいます。
そうするとコーヒー粉とお湯がしっかり接触せず、上手く成分を抽出することができないのです。
コーヒー豆を焙煎したら3~4日寝かせてガスを適度に抜くと、より美味しくコーヒーを入れることができます。
コーヒー豆の焙煎後は豆のまま保存する
自家焙煎したコーヒー豆は、粉に挽かず豆のままで保存するようにしましょう。
なぜなら、コーヒー豆を粉に挽いてしまうと空気に触れる部分が増えて、コーヒーの香りが飛んだり劣化が早まったりしてしまうからです。
これは、スーパーマーケットなどに売っているカット野菜が早く悪くなってしまうのと似ています。
コーヒー豆は焙煎したら豆のままで、密封できる容器に入れて冷暗所で保存するようにしましょう。
まとめ:自家焙煎したコーヒー豆は焙煎後3~4日が飲み頃
今回は、焙煎したてのコーヒーは美味しいのか、自家焙煎したコーヒー豆は焙煎後何日が飲み頃なのかを説明しました。
自家焙煎したコーヒーを美味しく飲むには、以下のようなことに気を付けましょう。
・焙煎後3~4日が飲み頃
・14日を過ぎると味が落ち始める
・焙煎した豆は挽かずに保存する
この記事を参考にして、自家焙煎したコーヒーをより美味しく楽しんでください。
今野直倫
放浪のバリスタ兼WEBライター。
JSFCAコーヒーソムリエ・食品衛生責任者・飲食営業許可取得。
全国各地でカフェを開催。
自家焙煎のコーヒーを焼きたて、挽きたて、淹れたてにこだわって、
お客さんの目の前で一杯一杯ハンドドリップ抽出。
コーヒーの知見を活かしてWEBライターとしても活動中。
自家焙煎やお家カフェの楽しみ方や、役に立つコーヒーの知識をお届けします。