読書におすすめのコーヒーの飲み方
読書をする際にはコーヒーが欠かせない!という方も多いはず。ただ、コーヒーの飲み方にまで気を遣っている方はそれほど多くないでしょう。
読書をもっと楽しくするために、集中して読書をするために、コーヒーの飲み方にもこだわってみてはいかがでしょうか?
雑味が出ない淹れ方を心がける
読書をしながらコーヒーを飲むと、次第に冷めておいしくなくなってしまいます。なぜかというと、コーヒーが冷めることで雑味が目立ってきてしまうからです。
以下のポイントに気をつけて、雑味が出ないように淹れましょう。
● 沸騰したてのお湯を使わない(85℃くらい)
● コーヒー豆を細く挽き過ぎない(中粗挽き)
● お湯はゆっくりやさしく注ぐ
雑味を出さない淹れ方については、以下の記事で詳しく解説しています。こちらも合わせてご覧ください。
◇関連記事: コーヒーの甘みを抽出する淹れ方とは?珈琲屋が解説!
ミルクを入れてカフェオレに
ミルクを入れてカフェオレにするのもおすすめです。カフェオレにすると、コーヒーが冷めたときに出てしまう雑味を感じにくくなります。
ミルクの甘味が、コーヒーの渋味やエグ味をマイルドにしてくれるのです。
読書をしながらゆっくりコーヒーを楽しむという方は、ミルクを加える飲み方をしてみてはいかがでしょうか?
焙煎したてのコーヒー豆を選ぶ
コーヒーの雑味を出さないためには、焙煎したてのコーヒー豆を選びましょう。なぜなら、コーヒー豆は時間が経つと劣化してしまい、どうしても味が落ちてしまうからです。
近所に自家焙煎のコーヒー屋さんがあれば、一度焙煎したての豆を買ってみてください。あるいは、ホームロースターを使って自宅で焙煎するという方もいます。
なるべく焙煎したてのおいしい状態のコーヒー豆を使ってくださいね。
お供にはスイーツを用意する
読書とコーヒーのお供にはスイーツを用意するのがおすすめです。
読書は頭を使うので、大量のエネルギーを消費します。スイーツで糖分を摂ってエネルギーを補ってあげると、脳を活性化できるので読書が捗るでしょう。
コーヒーとスイーツの相性を考えて選ぶと、読書がさらに楽しくなりますよ。
読書にコーヒーが効果的な理由とは?
読書にコーヒーが効果的な理由として、コーヒーのアロマに含まれるリラックス効果が挙げられます。コーヒーのアロマには、人間がリラックスしていることを表すα波を生じさせる効果があると実験でもわかっています。コーヒーを飲むことで、落ち着いて読書ができるというわけです。
もう1つの理由としては、コーヒーの覚醒効果が挙げられます。これは有名な話ですが、コーヒーのカフェインには覚醒作用があるといわれています。実際、研究でもコーヒーを飲むことによって睡眠が妨げられることが実証されています。読書をしていると眠くなってしまう人には、うってつけのお供です。
まとめ:読書のお供にはコーヒーとスイーツを
この記事では、読書におすすめのコーヒーの飲み方について、淹れ方やコーヒーのお供などを紹介しました。
本記事の要点は、以下のとおりです。
● 読書には冷めてもおいしいコーヒーがおすすめ
● スイーツを合わせて糖分も補給するとなお良い
● コーヒーには覚醒作用・リラックス効果があり、読書にうってつけ
この記事を参考にして、読書のお供としてコーヒーをおいしく、効果的に飲んでくださいね。
今野直倫
放浪のバリスタ兼WEBライター。
JSFCAコーヒーソムリエ・食品衛生責任者・飲食営業許可取得。
全国各地でカフェを開催。
自家焙煎のコーヒーを焼きたて、挽きたて、淹れたてにこだわって、
お客さんの目の前で一杯一杯ハンドドリップ抽出。
コーヒーの知見を活かしてWEBライターとしても活動中。
自家焙煎やお家カフェの楽しみ方や、役に立つコーヒーの知識をお届けします。