マンデリン生豆の焙煎がうまくいかない理由
マンデリン生豆の焙煎がうまくいかない場合、その理由はだいたい同じです。以下で紹介する2つのポイントに気をつけて、焙煎に再チャレンジしてみましょう。
味が抜けてしまう
マンデリンといえば深煎りのイメージですが、あまり深煎りにし過ぎると味抜けしてしまいます。また、スモーキーさも増してきて、マンデリン本来の味わいが損なわれます。
酸味が出てしまう
豆全体の水抜きが十分にできておらず、芯残りの焙煎になると酸味が強く出てしまいます。1ハゼまでは強火にし過ぎず、中までしっかり火が通るように焙煎しましょう。
マンデリン生豆焙煎のコツ・おすすめの焙煎度
マンデリンは、焙煎の難しい銘柄と言われています。なぜなら、欠点豆が多く、含水量が比較的多いからです。そんなマンデリンを焙煎するコツを紹介します。
丁寧にハンドピックする
丁寧にハンドピックして、欠点豆をしっかり取り除きましょう。マンデリンは味が劣ると言われますが、その原因の大部分を占めるのが欠点豆の混入といわれるほどです。
火力は強めにする
マンデリンを焙煎する際は、焦げないギリギリの強めの火力を使います。火力が弱いとしっかりと水抜きができず、芯残りになってしまい酸味・渋味が出てきてしまいます。
フルシティローストがおすすめ
マンデリンは、苦味がやや強く出るフルシティローストがおすすめです。マンデリン特有のスパイシーさと豊かなコクが活きる焙煎度で、コーヒーらしさが感じられます。
手軽に焙煎するならホームロースターRT-02
焙煎の難しいマンデリンですが、練習を重ねればおいしく焙煎できるようになります。しかし、焙煎に慣れるまでが大変で、おいしくないコーヒーになってしまうこともあるでしょう。
マンデリンをおいしく安定して焙煎したい方には、ホームロースターRT-02がおすすめです。ボタン1つで自動的に、マンデリンの味わいが活きる深煎りを再現することができます。
以下の記事では、実際にホームロースターRT-02を利用したレビューを記載しています。こちらも合わせて参考にしてください。
今野直倫
放浪のバリスタ兼WEBライター。
JSFCAコーヒーソムリエ・食品衛生責任者・飲食営業許可取得。
全国各地でカフェを開催。
自家焙煎のコーヒーを焼きたて、挽きたて、淹れたてにこだわって、
お客さんの目の前で一杯一杯ハンドドリップ抽出。
コーヒーの知見を活かしてWEBライターとしても活動中。
自家焙煎やお家カフェの楽しみ方や、役に立つコーヒーの知識をお届けします。