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苦いコーヒーが好きな方におすすめの淹れ方

  • 投稿日:2020.08.17

「苦いコーヒーを淹れる方法を知りたい」「苦いコーヒーをおいしく淹れられるようになりたい」そういったコーヒー好きの方も多いのではないでしょうか?この記事では、苦いコーヒーのおいしい淹れ方について、温度や挽き方、粉の量を説明します。苦いコーヒーが好きな方は、ぜひ参考にしてコーヒーを淹れてみてください。

苦いコーヒーが好きな方におすすめの淹れ方

苦いコーヒーが好きな方は、以下のポイントに気をつけてみましょう。

コーヒー豆の焙煎度合い

コーヒー豆の焙煎度合いは、「深煎り」のものを選びます。焙煎が深くなるにつれて、焙煎由来の苦味の味わいが優勢になるからです。

マイルドな苦味が好きな方は「中深煎り」あたりを、強い苦味が好きな方は「深煎り」辺りを選ぶと良いでしょう。

コーヒー豆の挽き方

コーヒー豆は、普段より細めに挽くようにします。コーヒーの味わいは酸味→甘味→苦味の順に出るので、細く挽くことで苦味が抽出されやすくなるからです。

ペーパードリップで淹れる場合は、「中細挽き(グラニュー糖ほどの大きさ)」が良いでしょう。大きさは写真を参考にしてください。

コーヒー粉の量

コーヒー粉の量は、苦味というよりもコーヒーの濃さに関係します。ただ、苦いコーヒーが好きな方は濃いコーヒーが好きな傾向にあるので、気をつけると良いでしょう。

コーヒー粉の量が多いほど味は濃くなります。コーヒーの抽出量120mlに対して、コーヒーの粉12g程度が目安です。

お湯の温度

お湯の温度を高くすると、苦味が出やすくなります。コーヒー豆の挽き方のポイントと同様に、温度を上げると成分が抽出しやすくなり苦味がより引き出されるからです。

苦いコーヒーをおいしく淹れるには、90度程度がおすすめです。

お湯の注ぎ方

お湯の注ぎ方を少し荒めにすると、苦味がより感じられるようになります。お湯を勢いよく注ぐことで、コーヒー粉がかき混ぜられて苦味が出やすくなるからです。

コーヒーの淹れ方の指南本などを見ると、土手を作るように書かれています。ただ、あまり土手を作ることを意識しない方が、苦味は出やすくなるでしょう。

コーヒーの抽出時間

コーヒーを抽出する全体の時間を長めに取ると、苦味が出やすくなります。時間をかけて抽出することで、コーヒーの苦味成分が引き出されるからです。

ペーパードリップでコーヒーを淹れる場合、3分が一般的な目安とされています。苦いコーヒーが好きな方は、3分より長めで淹れてみると良いでしょう。

コーヒーの渋みを抑える淹れ方

苦いコーヒーを淹れようとすると、どうしてもおいしくない渋みまで出てしまいがちです。渋みを抑える淹れ方のポイントに注意して淹れましょう。

1. 焙煎してから日の浅いコーヒー豆を使う
2. 密閉容器に入れて、冷暗所で保存する
3. 挽き目を細くし過ぎない
4. お湯の温度を高くし過ぎない
5. お湯の注ぎ方を荒くし過ぎない
6. 抽出時間を長くし過ぎない

コーヒーの苦味を出そうとして抽出効率を上げ過ぎると、本来出てこない嫌な渋みまで出てきてしまいます。いろいろ試してみて、ちょうど良い塩梅を探ってみましょう。

苦いコーヒーを淹れるのにおすすめの豆

苦いコーヒーを淹れるのにおすすめの豆は、アジア産のコーヒー豆です。アジア産のコーヒー豆には、苦味の味わいやコクが優れている傾向があります。

● インドネシア産:マンデリン など
● 中国産:雲南シモン など
● ベトナム産:エバーグリーン など

そのほか、マイルドな苦味が好きな方にはブラジルなどの中南米産のコーヒー豆もおすすめです。いずれも中深煎り〜深煎りの焙煎度で注文しましょう。

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インドネシア生豆マンデリン・セブンステラ焙煎レビュー
ベトナム産「エバーグリーン SC18」自家焙煎レビュー
中国生豆「雲南シモン」自家焙煎レビュー

今野直倫

今野直倫

放浪のバリスタ兼WEBライター。
JSFCAコーヒーソムリエ・食品衛生責任者・飲食営業許可取得。

全国各地でカフェを開催。
自家焙煎のコーヒーを焼きたて、挽きたて、淹れたてにこだわって、
お客さんの目の前で一杯一杯ハンドドリップ抽出。

コーヒーの知見を活かしてWEBライターとしても活動中。
自家焙煎やお家カフェの楽しみ方や、役に立つコーヒーの知識をお届けします。