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コーヒー豆の豆の焙煎とは?味わいの違いも徹底解説!

  • 投稿日:2020.06.17
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「コーヒー豆の焙煎って何だろう」「焙煎の度合いによって味はどう変わるの?」今回はそういった疑問を持っている方へ向けて、コーヒー豆の焙煎について、焙煎とはそもそも何かや味わいの違いを説明します。この記事を読めば、コーヒー豆の焙煎について理解が深まり、あなたの好きな味わいのコーヒーを見つけられますよ。

コーヒー豆の焙煎とは?

コーヒー豆の焙煎とは、生の状態のコーヒー豆(生豆)を煎ってコーヒー液を抽出できる状態にすることを指します。

コーヒー豆屋さんやスーパーマーケットなどで買う豆は焙煎された状態の豆で、生豆に触れる機会は普通多くありません。

コーヒーの焙煎度による味わいの違い

コーヒー豆は焙煎することで飲めるようになりますが、その焙煎の度合いによって味わいが変わってきます。

焙煎の度合いは日本では3〜5段階で示されることが多いですが、海外では8段階に分けられるのが一般的です。ここでは、「浅煎り」「中煎り」「深煎り」「極深煎り」の4段階に分けて味わいの違いを説明します。

浅煎りコーヒーの味わい

「浅煎り」は、海外ではシナモンロースト、ライトローストに分類される焙煎度です。焙煎が浅いためコーヒー豆の持つ個性が出やすく、一般的に酸味が強く出る焙煎度といえるでしょう。果実のような酸味、甘みが感じられ、あっさりした味わいは紅茶のようだとも例えられることがあります。

中煎りコーヒーの味わい

「中煎り」は、海外ではミディアムロースト、ハイローストに分類される焙煎度です。焙煎度はそれほど深くないので、酸味と苦味がバランス良く感じられクセがなく飲みやすい傾向があります。
コーヒーといったときに想像するような強い苦味がないので、苦味が苦手な方におすすめの焙煎度です。

深煎りコーヒーの味わい

「深煎り」は、海外ではシティロースト、フルシティローストに分類される焙煎度です。焙煎度が深くなってきて豆の色もほとんど黒に近く、酸味よりも苦味が優勢になります。コーヒーらしいコクのある味わいや香ばしい香りが好きな方は、深煎りのコーヒーを飲んでみると良いでしょう。

極深煎りコーヒーの味わい

「極深煎り」は、海外ではフレンチロースト、イタリアンローストに分類される焙煎度です。焙煎がかなり進んで色も黒く、ほとんど酸味は感じられません。苦味が強く出るので、苦味が苦手な方は得意でないかもしれません。ただ、濃厚なコクやキリッとした苦味が出てくる焙煎度なので、エスプレッソやアイスコーヒーにすると美味しくいただけるでしょう。

自宅でもコーヒーの焙煎は可能

コーヒー豆の焙煎は、コーヒー屋さんやロースター(焙煎所)で行われているイメージですが、実は自宅でも焙煎することができます。自宅で使える焙煎機は、以下の通りです。

● 手網焙煎機:コンロの上で手網を振り続ける
● 手回し焙煎機:コンロの上で焙煎機を回し続ける
● 電動焙煎機:コンロの上に設置してスイッチを入れると電動で焙煎機が回転する
● 自動焙煎機:ボタン1つで焙煎開始〜終了まで自動で行える

上の3つはコンロの火を熱源にしているので焙煎の自由度が高いですが、その分練習も必要になります。焙煎したてのコーヒーを自宅で手軽に楽しみたい方は、自動焙煎機を使って焙煎するのが失敗も少なくて良いでしょう。

自宅用焙煎機の選び方のポイントをご紹介!

まとめ:コーヒーの焙煎を知って好みの味を見つけよう

今回は、コーヒー豆の焙煎について、焙煎とはそもそも何かや味わいの違いを説明しました。

本記事の要点は、以下の通りです。

● コーヒー豆の焙煎とは、生豆を煎ってコーヒー液を抽出できる状態にすること
● 焙煎度が浅いほど酸味が出やすく、焙煎度が深いほど苦味が強くなる傾向がある
● コーヒー豆の焙煎は実は自宅でもできて、焙煎したてのコーヒーを楽しむことができる

この記事を参考にして、コーヒー豆の焙煎について理解を深め、あなたの好きな味わいのコーヒーを見つけてくださいね。

今野直倫

今野直倫

放浪のバリスタ兼WEBライター。
JSFCAコーヒーソムリエ・食品衛生責任者・飲食営業許可取得。

全国各地でカフェを開催。
自家焙煎のコーヒーを焼きたて、挽きたて、淹れたてにこだわって、
お客さんの目の前で一杯一杯ハンドドリップ抽出。

コーヒーの知見を活かしてWEBライターとしても活動中。
自家焙煎やお家カフェの楽しみ方や、役に立つコーヒーの知識をお届けします。