揚げ直し名人とは?
「揚げ直し名人」は、冷えた揚げ物を本体の中に入れて温度・時間を設定すると、内部で最大200°Cの熱風が高速で循環し、揚げ物を温め直してくれるという製品です。油を使わずに揚げ物調理ができるので、「ノンオイルフライヤー」と同じような機構になっています。また、冷えた揚げ物や惣菜などの温め直しはもちろん、冷凍の揚げ物の温めにも対応しています。操作方法は簡単で、温度と調理時間のダイヤルをセットするだけ。誰でも自宅で簡単に美味しく揚げたてのようなサクサク感が味わえます。付属の説明書に目安が記されているので、ぜひ参考にしてみてください。
今回揚げ直してみる市販のパン
今回は、下記に記した種類が異なる4つの揚げパンでテクスチャーや仕上がりを比較してみました。
1.カレーパン
2.あんドーナッツ
3.クッキードーナッツ
4.コッペパン
揚げ直し名人であっためてみます
早速、それぞれのパンを設定温度150℃、加熱時間10分で温めてみます。気になる仕上がりをみていきましょう。
設定温度150℃、加熱時間10分で温めた結果、少し焦げ目がついてしまいました。加熱時間を6分に縮めると良い感じに仕上がりそうです。
10分後取り出してみると
揚げ直し後、中を見てみると思ったよりも油が残っていませんでした。市販の揚げパンは比較的油切れが良いということがわかります。
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4位:あんドーナツ
▼揚げ直し前
サクサク度 :★★☆☆☆
ふわふわ感 :★★★☆☆
油ぎれ具合 :★★★☆☆
あんこと生地のバランスが良く、フワフワ感があり食感が軽く感じました。油っぽさがあまりなく、美味しく食べることができました。
▼揚げ直し後
サクサク度 :★★★★☆
ふわふわ感 :★★★☆☆
油ぎれ具合 :★★★★☆
サクサクした食感で、揚げ直す前よりもさらに軽さが増した感じがしました。かりんとうみたいな味わいと食感でした。もう少し時間を短くするとふわふわ感が残りそうです。
3位:コッペパン
▼揚げ直し前
サクサク度 :★★☆☆☆
ふわふわ感 :★★★☆☆
油ぎれ具合 :★☆☆☆☆
コッペパン自体揚げ物ではないのでフワフワした食感で軽さがありました。
▼揚げ直し後
サクサク度 :★★★★★
ふわふわ感 :★★★★☆
油ぎれ具合 :★★★★☆
元から生地が軽いため、加熱後はサクサクしてラスクのような食感でした。しかし、加熱によって水分が抜けてしまったのでコッペパンそのものの食感ではなく、カリカリ食感を味わいたい時に揚げ直し名人を使うと違った楽しみ方ができると思います。
2位:クッキードーナツ
▼揚げ直し前
サクサク度 :★☆☆☆☆
ふわふわ感 :★★★☆☆
油ぎれ具合 :★☆☆☆☆
フワフワ感がありつつも、生地の密度が高いためしっとり感もありました。しかし、油の吸収が良いので若干重たい感じが。
▼揚げ直し後
サクサク度 :★★★★★
ふわふわ感 :★★★★☆
油ぎれ具合 :★★★★☆
クッキーのサクサク感が増し、食感がとても良かったです!表面がザクザクしていて歯応えのある仕上がりになりました。圧倒的に揚げ直し名人の使用がおすすめです。
1位:カレーパン
▼揚げ直し前
サクサク度 :★★☆☆☆
ふわふわ感 :★★★☆☆
油ぎれ具合 :★★★☆☆
油が舌に残り、やや重たさを感じました。
▼揚げ直し後
サクサク度 :★★★★☆
ふわふわ感 :★★★☆☆
油ぎれ具合 :★★★★☆
衣の油が抜けた感じがしてカリカリした食感に変化しました。揚げ直しまえは表面の油と中のカレーの重たさがダブルで感じましたが、油が抜けたことで全体のバランスにもまとまりを感じられました。
まとめ
パンは比較的生地が軽いので、加熱せずにそのまま食べるときはフワフワとした食感やしっとり感を味わえると思います。しかし、温かい状態で食べたい、違った食感を楽しみたい時は揚げ直し名人を活用することで、カリカリ・サクサク食感が味わえたり、出来立てのような香ばしさを感じられると思います。
レシピ監修 合同会社 HITOOMOI
HITOOMOIはフードコーディネーター・管理栄養士が在籍する、料理研究家の会社です。
私たちは大切な人のための、手作りの食事で
「作る人・食べる人」
お互いが大事にされていることを実感し生きててよかったと思える社会を創ることを目指しています。
https://www.hitoomoi.com/