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インドネシア産「コモドドラゴン」自家焙煎レビュー

  • 投稿日:2020.04.01

本記事は、インドネシア産「コモドドラゴン」を家庭で焙煎し、味わった様子を紹介しています。自家焙煎や各国の珈琲豆の特徴を知りたいという方は、参考にしてみてください。尚、焙煎機は、ライソンのホームロースターRT-01を使用し、写真の器具にてペーパードリップで淹れました。

インドネシア産「コモドドラゴン」の特徴

珈琲ショップでよく並んでいるインドネシア産の豆は、
スマトラ島のマンデリンではないでしょうか。
そのマンデリンとは一線を画すのが、このフローレス島のコモドドラゴンです。
フローレス島はインドネシア東部にあり、そのフローレス島西部にあるコモド島に
生息するコモドドラゴンというオオトカゲの名前がルーツです。
防虫剤や殺菌剤を使用しない無農薬栽培で、肥料も発酵果肉のみといった伝統的な方法で
育てられ、丁寧に手摘み収穫されたチェリーはスマトラ式というスマトラ島で生み出され
た精製方式で精製されます。
他のインドネシア産の豆と比較しても、コモドドラゴンは欠点豆が少なく、
柔らかなボディとほのかな香りが特徴となっております。

焙煎手順

ハンドピックで欠点豆を取り除く

欠点豆というのは、通常の豆と異なった形や、色の黒い豆などを指します。
そういった欠点豆が混ざっていると、雑味が出たり、色が悪くなったりします。

焙煎前にハンドピックというほんのひと手間を加えるだけで、
より美味しい自家焙煎珈琲を楽しむことができます。
ポイントは、普通の豆と見た目が違うかどうか。
コモドドラゴンは欠点豆が少ない品種ということもあり、
あまり欠点豆は見られませんでした。
写真はコモドドラゴンの生豆。

RT-01で焙煎する

焙煎は以下の手順で行います。
1.生豆の量を計る(40~60g)
2.生豆本体へ入れる
3.電源を入れ、MEDI or DARKを押す
(MEDIは酸味と苦みを味わえるハイロースト)
(DARKはコクと深い苦みを味わえるシティロースト)
4.約20分で焙煎→冷却完了
5.焙煎豆を取り出し、容器等へ

MEDI

きれいな茶色です。

DARK

若干濃い茶色です。

ぺーバードリップで淹れる

今回は、中細挽きで淹れました。
(写真はMEDI)

〇ポイント

ガスの通り道を作るためにも、蒸らしは重要です。
この蒸らしが不十分だと、ガスの通り道がなく、珈琲豆表面から噴き出してしまい、雑味のもととなります。
そして、この豆の膨らみが新鮮な証拠。これを確実に味わえるのも自家焙煎ならではです。

淹れ終わりました。

MEDI
香りは花のような甘みのある優しさとフルーティさを感じられ、
味わいは、ナッツのような香ばしさと軽さ、そして柔らかい酸味が鼻を透き通っていきます。
この酸味は、果実のような甘酸っぱさであり、とげは無く、珈琲の”酸味を楽しむ”ということができる、バランスの良い珈琲となっております。
飲み口もスッキリとしているため、珈琲単体で爽やかな時間を楽しむことができます。

DARK
香りは、珈琲ならではの芳醇な香りです。豆本来のポテンシャルであることはもちろんのこと、これは、自家焙煎という新鮮な豆の状態であるからこそ、感じられるものです。
味わいは、まろやかさと深みを感じられるコク。その苦みは、非常に柔らかく、舌触りは優しさを感じられ、ほっとする空間を演出してくれます。
深煎りでありながら、フルーティさは失っておらず、甘みも感じられます。
飲みごたえのある一杯です。

感想

コモドドラゴンは、味も品質も良く、多くの方に好まれる珈琲豆でしょう。
珈琲豆選びに失敗したくないという方は、コモドドラゴンを選択肢に入れるのも良いのではないでしょうか。
是非、ご参考ください。

Kubo

Kubo

勤務していた喫茶店は自家焙煎の店舗であり、試飲をしてレビューをしておりました。
自らもイベントで自家焙煎珈琲の出店や珈琲教室の講師もしておりました。

【経歴】
 喫茶店勤務の後、移動カフェを開業
 自家焙煎珈琲をイベントで出店しておりました。
 現在は、プロコーチおよびWebライターとして活動中